前回(link)、ファシリテーション研修で好評をいただいた自治体で、今度は係長級職員研修。 グループおよび全体討議では、結構年齢に開きがある中、活発に意見が飛び出し、しばしば大きな笑いも。 素晴らしい。 評価も上々だった。


この教室には、大平正芳元首相による「背私向公」の書が、壁に掛けられている。 聖徳太子の十七条憲法link)の第15条。 「十五曰。背私向公。是臣之道矣。凡人有私必有恨。有憾必非同。非同則以私妨公。憾起則違制害法。故初章云。上下和諧。其亦是情歟」。 書き下し文は、「十五に曰わく、私に背(そむ)きて公(おおやけ)に向うは、これ臣の道なり。 およそ人、私あるときは、必ず恨(うらみ)あり、憾(うらみ)あれば必ず同(ととのお)らず。 同らざれば則ち私をもって公を妨ぐ。 憾(うらみ)起こるときは則ち制に違(たが)い法を害(そこな)う。 故に、初めの章に云(い)わく、上下和諧(わかい)せよ。 それまたこの情(こころ)なるか」。


クロアチアドゥブロヴニクの旧総督邸にある、「OBLITI PRIVAPORV PVBLICA CVRATE(意訳: 私欲を捨て、民に仕えよ)」と通じるものがある(link)。


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