今日と明後日は、某市交通局で新任助役級の研修。 バスや地下鉄の運転手、駅の係員、保線、保車など、現場の一線で活躍中の方の中から規定の承認プロセスを経て選ばれし人たち。 面構えがいい人が多い。 が、現場が板についているがゆえに、なかなか既存の枠を超える機会が少なく、私の「Sky is the limit」的な研修はどうだろう、と担当の方もやきもきされていたよう。 果たして、評価は上々で、みなさん苦しみながらも積極的に参加していただけた。 通常注意する「ライトハウスとデコルテ(話す時はライトハウス灯台のように周りを見渡しながら話をする、聞く時は話す人の方を首から上だけではなく胸からしっかりと相手の方を向ける)」が最初のウォームアップのときからできている人が多く、感動、もちろん称える。


やはり理想主義的に聞こえてしまうところもあったようだが、真摯に向き合い一生懸命説明を試み、一定の納得はしていただけた。 以下、備忘録。


理想主義がよくないときの多くは、そこに至るプロセスが非現実的なためで、理想自体が悪いわけではない。 逆に現実主義がよくないときは、前例または現実を延長しても理想に届かないことが多い。 そこで必要になってくるのは、理想をしっかりと見据え、現実から理想に向かったベクトルに一歩を踏み出す「超・現実主義」的な考えだと思う。


ところかわって妻は中国。 今回は週末をまたがないといけなかったのでちょっと大変。 終日ミーティング。 精華大学でスーパーコンピューターを初めて見る。


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