なせばなる
なさねばならぬ
なにごとも
ならぬはひとの
なさぬなりけり


上杉鷹山(うえすぎようざん、1751-1822)の書状では、以下のようになっている(link)。 「生す」、「生る」という言葉に、何かとても大きいものを感じる。


生せは生る
成さねは生らぬ
何事も
生らぬは人の
生さぬ生けり


巷では、「成せば成る」というトートロジー(Tautology)をよく見かけるが、ちょっと突き放した印象がする。 行為の為と成就の成を使うと叱咤激励っぽくなる。 でも、元の句に比べて、矮小感は否めない。


為せば成る
為さねば成らぬ
何事も
成らぬは人の
為さぬなりけり


「生す」というのは、単に行動をとるだけではなく、思想や生き様すべてを表しているように思う。


ところかわって北京は快晴。



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