西参道から二荒山神社へ。 日光の3つの山(男体山、女峯山、太郎山)の神を総称して二荒山大神といい、それぞれの山に神が当てられ、さらに本地垂迹(ほんじすいじゃく)により仏が当てられたとされる。 お隣の輪王寺が祀る三仏(link)もここからきているのだろう。



最後に、3代将軍家光の廟所、輪王寺大猷院(たいゆういん)へ。 最初の入り口、仁王門では金剛力士像がお出迎え。 次に、またまた大きな門が。 正面左右に持国天広目天の二天を安置していることから二天門と呼ばれ、背面には風神・雷神が配置されている。 新桃太郎伝説で大好きだったキャラクターに娘も大喜び。




さらに階段を行くと、廟を鎮護する四夜叉が納められた夜叉門がある。 犬夜叉、夜叉姫とこれまた知っている架空の人物のもとになったであろう名前が出てきて、ちょっと興奮。


ようやくたどりついた本社は、拝殿、相之間、本殿からなる権現造りでできている。 東照宮に比べ、人も少なく、落ち着いた雰囲気の中、拝殿で狩野探幽の絵画や四夜叉の一人、烏摩勒伽(うまろきゃ)による破魔矢発祥の説明を聞く。 破魔矢は稀代のマーケター平賀源内によるところが大きいと思っていたので、他の説を聞くのも楽しい。



帰り道、見逃していた夜叉門の中の烏摩勒伽に注目。 確かに破魔矢を持っている。 あと、膝の象もおしゃれ。 下に見えるのは二天門。 なんだか、天空から降りてきているような感覚。


地上に戻り、西参道の前から出ている無料送迎バスに魅かれて、日光江戸村へ。 途中、JR日光駅に寄ると、これがレトロな雰囲気で、パチリ。 江戸村は、時代劇で見るような風景や風情が再現されており、水芸や忍者のアトラクションもなかなか見事で、とても楽しめた。





帰りは最寄りの鬼怒川温泉駅から特急「きぬ」で浅草まで一本、浅草から羽田までも一本で行け、とても便利。 次は、中禅寺湖鬼怒川温泉にも行ってみたい。


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