Cosmo-kun2008-07-07

社会見学第3弾はキューピー。 70年前に建てられたマヨネーズ専門工場は、建物は古く天井も低いが、それがまた新鮮。 私たちが行ったことがあるマヨルカ島link)の隣、メノルカ島のマオンという港町にあったソースを、18世紀後半当時イギリス領だったこの島に攻め入ったフランス軍リシュリュー公爵が、「マオンのソース」としてパリに持ち帰ったのがマヨネーズの始まりだとか。 それから約160年後に、キューピーの創始者中島董一郎氏が関東大震災後の生活の洋風化を機に、初めてマヨネーズを日本に導入。 「日本人の体格を向上する」という願いを込めて作られたマヨネーズは、最初は整髪料のポマードと間違われたり、大変だったようだが、今では私たちの食生活になくてはならない存在に。

建物は古くても、工場内は今まで見学した会社同様自動化されており、圧巻はやはり割卵機。 1分に600個のスピードで卵が割られ、黄身と白身が分けられていく。 黄身はマヨネーズに、白身はお菓子屋さんなどに卸し、カラは肥料などに再利用、とここでもほぼ100%リサイクルが達成されていた。 素晴らしい。


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