連チャンになったが、今日も社会見学。 予約が取りにくいグリコピアに空きが出たので、飛びついた次第。 ミニ・テーマパークといった趣で、大人も子供も楽しめる。 入ってすぐにあるのが、江崎グリコの創業者江崎利一氏の胸像。 彼による名言・至言に囲まれており、どれも今でも通用する素晴らしいもの。


いくつか金言をメモ。


・商売は2x2=5(二二んが5)
2x2=4は当たり前。 さらに努力を重ね、5にも6にもしていこうという、グリコの根幹となる企業精神。


・(人のやらない)面倒なことをやらんば、商売は成功せんよ
面倒なことを簡単にあきらめずに、工夫に工夫を重ね粘り強く取り組むこと。 


・商売は厘毛の争い
菓子の商売はもともと薄利多売。 もうけることは相手あってのことなのでなかなか難しいが、節約を重ね利を積むこと。


カニのように横に張ってでも前進せよ
大きな壁にあたっても、簡単に引き下がらない。 壁に沿って横に廻ってでも壁の向こうにたどり着くこと。


・あんさんたちニワトリと違うか
目先のえさをせわしなくついばむニワトリではなく、先のことをよく見据えた上で、足元を固めること。


・アタマは使うが心痛はしない


・スローガンやキャッチフレーズの長さは12字まで


その横には、昭和30年代、一世を風靡したグリコの「発声映写装置つき自動販売機」。 10銭を入れると、すぐには出てこず、「旗本退屈男」が20秒だけみられる。 続き見たさに、人々が列を作ったらしい。 すごいコマーシャル・イノベーション


いい勉強をさせてもらった後は、懐かしいポッキーのコマーシャルたち。 こうして、まとめてみると圧巻。 それぞれの時代にタイムスリップする。



2階に上がり、ポッキーやプリッツの製造工程を見学。 昨日のアサヒ飲料と同じく、自動化されたプロセスに感心しきり。 


3階では、カカオとチョコレートの歴史を模型やパネルで、ポッキーの誕生秘話が3Dでみられる。 小麦くん、ミルク姫、カカオ、そしてサトウキビの4人の勇者が冒険の末に創りあげるまぼろしのお菓子とは? 乞うご期待。


最後にショップで、限定品の数々を買い込み、終了。 素晴らしい1時間半でした。 超おすすめ。


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