Cosmo-kun2008-06-27

本の学校と違って、工場見学が少ないので、夏休みのイベントとしていくつか試してみることに。 今日は、三ツ矢サイダー十六茶、缶コーヒーのWONDAで知られるアサヒ飲料。 なんと午前中は私たちだけで、午後からは150人以上の団体さんが来るらしい。 こういう貸切感覚、大好き(link1, link2, link3, link4, link5, link6, link7)。 玄関に名前が書かれていて、ちょっと恥ずかしいけど。
甲子園球場が5つ入る広さの敷地に、従業員はわずか300人で、基本的にすべてオートメーション化されている。ものすごい速さの流れ作業で、空き瓶が洗浄され、中身が充填され、キャップが取り付けられていく。 が、瓶口の欠けやひびを最終確認するのはやはり人間で、おもしろいのが全員女性であるということ。 今までに試した男性はみんな船酔いのようになり、続かなかったらしい。

ほぼゼロ・エミッションをすでに達成しており、娘はPETボトルからできた制服やネクタイ、帽子に感嘆の声を上げていた。 PETボトルをリサイクルするのに、ラベルをいちいち剥がしていられないので、いっしょくたにして粉砕してペレットにした後、水に対する比重差を利用して分離するプロセスにも感心しきりだった。


砂や活性炭、イオン交換などからなる六段ろ過で「水を磨く」という言葉に、水がすべての源である飲料メーカーの矜持を感じた。


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